スキンケアの基本は丁寧な洗顔

スキンケアの基本は丁寧な洗顔

スキンケアと一口に言ってもその方法は様々。
色々な専門家が千差万別な方法を提唱していますが、今回ご紹介したいのはそのなかでも基本中の基本、洗顔についてです。

まず洗顔方法の前にお肌の構造についてお話しします。
お肌、つまり皮膚は簡単に言えば手に触れる表皮、弾力や保水を行う真皮、土台とも言うべき皮下脂肪の三層に分かれています。
この中のどれひとつのケアを怠っても美肌への道は険しくなるだけですが、そのなかでも特に重要なのが表皮。
この表皮が整っている状態を俗にキメが整ってる、キメが細かいなど美肌の定型文とも言うべき状態になります。
しかしキメとはなんでしょうか。
お肌の細胞が並んだものが表皮でありキメとなります。
このキメの大きさや形がそろい隙間なく並んでいる状態が「キメが整っている」ということ。
そしてこのキメが正しく整ってい状態であれば、ちょっとやそっとの刺激に負けない「お肌のバリア機能」が働いている状態になり、この状態であれば乾燥や紫外線に簡単には負けないお肌となるのです。

しかしこの表皮はとても薄い15層ほどの細胞で出来ていますが、その暑さは0.01mほど。
同じ場所を15〜6回くらい強くこすれば簡単に真皮が現れてしまうくらい薄いものなのです。
身体を守る最大の盾でありながら、非常にデリケートなのもこの表皮の特徴。
そんな表皮を労わり、そしてその奥にある真皮の保水力や弾力を保つためにもスキンケアが重要になるのです。
そのスキンケアの中でも一番大切なのが洗顔。
洗顔をすることで余計な汚れや脂質を洗い流し、化粧水などの栄養を取り込みやすくするのです。
前述のように表皮はとても薄く脆いもの。
この表皮のキメが乱れていてはその奥にある真皮の水分が抜けやすくなり乾燥やテカリ、シワの原因になりますし、紫外線などの強い刺激が皮下脂肪まで届くことで身体の防衛機能としてメラニンを排出してシミとなっていきます。
まさにキメが乱れることで起きる様々な障害は美肌の大敵と言えるでしょう。

そこでまずは基本となるのが洗顔です。
手順は簡単。

◆まずは顔を軽く濡らして肌についたほこりなどの汚れを簡単に流します。

◆しっかりと泡立てた洗顔料を油の出やすいTゾーンに乗せて優しく力を入れずにほわほわと撫で、残った泡で頬やまぶたなどの皮膚の薄い部分を洗います。これは洗顔料だけではなく洗剤全てに言えるのですが、洗浄力は泡立てた一番最初がもっとも強く、徐々に汚れを吸着していくごとに落ちていきます。その為に頬から洗ってしまうと必要な油分まで洗い流してしまい、結果乾燥に繋がるので洗う順番にも注意が必要です。

◆人肌温度のぬるま湯で優しくこすらず、水をぱしゃぱしゃと洗い流してください。この洗い流す水の温度については諸説ありますが、汚れを肌から優しく落とすという意味では体温程度の温度がもっとも肌に対しての刺激が少なくすみます。毛穴を開きたい時は少し温かいお湯、毛穴を引き締めたいときは冷たい水がおススメです。

◆柔らかいタオルで押さえるように水分をふき取ってください。このときゴシゴシとこすってはいけません。優しく押さえて水分を取ってください。

◆最後に5分以内に化粧水などで保水。いくらタオルで水分をふき取ったところでお肌の表面には水分が残っています。この水分が蒸発する5分ほどの間に真皮の中の水分まで連れていってしまうので、顔を洗ったらすぐに保湿することが重要です。また保湿に集中するあまり、強い力でのパッティングなどはNGです。ここでも優しくケアをしてあげてください。

最初は乱れていた表皮も正しいケアを行うことで、ターンオーバーによって徐々に整いいずれは正常なバリア機能を発揮してくれるようになるでしょう。
お肌は手をかけてあげればあげるほど、その期待に必ず応えてくれます。
毎日のスキンケアではぜひ基本の洗顔を大切にして優しく労わってあげてくださいね。